明日があるなら。星になったあなたへ

たった一人の家族であり、友人であり、一番の理解者でいてくれた主人をがんで喪い、あれから12年経ったけれど、相変わらずの自分と主人の話。https://aircat.exblog.jp/

前向きになれと。

主人とワタシの共通の友人に会うと、
どうも、話していると相手がイライラしてくるのが分かる。


友人は、ワタシが立ち直っていないことが許せないようだ。


それについて、主人が元気でいてくれた頃のワタシも同じ経験があった。


ワタシとトシが変わらない仕事仲間Aが恋人を20代前半に突然、喪ってしまった。
Aは、酒に助けを求め、周りから人が離れていった。
30代後半になって偶然、Aに仕事の現場で会った時、仕事の話していると、
「アナタは幸せでいいよね。仕事も私生活も充実しているから、私の気持ちは絶対分からない」


ワタシは、何と言ってしまったのか。


それが思い出せない。
ワタシ自身、Aを傷付けてしまっていた。
申し訳なく、本当に申し訳なく思っている。
それ以来、Aと会うことはなかった。


イライラする友人の気持ち、分かるけれど、ごめん。
心配してくれてるのも、ありがとう。


この気持ちは、ワタシ自身もどうにも出来ない。
自分でもどうにも出来ないから、他の人に理解してもらえないとも思ってる。


でも、そうだね。


前向きに生きてる人からみたら、ワタシのような人間、イライラするんだよね。
ごめん。