明日があるなら。星になったあなたへ

たった一人の家族であり、友人であり、一番の理解者でいてくれた主人をがんで喪い、あれから12年経ったけれど、相変わらずの自分と主人の話。https://aircat.exblog.jp/

心の隙間に入り込む

昨日は、最悪。


嗅覚味覚障害だし、殆ど片目だけだから、何でも、口に入れてしまう。


そのせいか、昨日から腹痛で、大変なことに。
不幸中の幸い。
このご時世、高い肉など買えない。食べているのは、野菜ばかりだから、カンピロバクターとかじゃないから、体の外に出ると大丈夫なはず。と、


ようやく、朝、落ち着き。ふはぁ~。


手術もコロナの自宅療養期間も今回も独りで、乗り切る。


アナタ以外、誰にも頼れない。
助けてと、相変わらず、言えない。


心の隙間に入り込む、濃い霧みたいな不安。


こいつと共存するのは、まだ、人生経験が足りない。

頑張らないし、頑張れない。

コロナのせいで、生活や体が大変な事に。


一年前に通常なら緊急手術する病状だったのに、どこの病院もコロナ禍なので受け入れてもらえなく、生涯残る後遺症を抱える。


信じられないことに今年は、一年前と同じ日にコロナ感染。喘息が悪化して、散々。
倦怠感に嗅覚味覚障害が、まだ続いている。
ピラティスを始めたのもリハビリ。
でも、まだ完治せず。
いつまで、続くんだよ。
溜め息しかでない。


ジョブチェンジしなければ、
暮らしていけない。
このトシで、きつい。
でも、息切れしながら、出来る範囲でやっている。
ハロワの相談員の方に、頑張ってますね。
このまま、頑張って下さい。と、言われ、「はい」と答える。
心の中では、一生懸命はやるけど、
頑張らない。
アナタを喪ってから、これまで、血を吐きながら、頑張って、死なないようにやってきた。これ以上、頑張れない。




アナタがいつも言っていた。


頑張り好きだよね。
そんなに頑張ると、次に頑張れないよ。


頑張ることが好きだったワタシは、
疲れてしまいました。


アナタの言う通りだったよ。

悲しみに底はない。

連休が始まる。
独りに休みは、つまらない。


2010年当時は、休日になると、恐ろしく増える夫婦であろう二人組を見ると
涙が出てきて仕方なかった。
実は、今も時々ある。
それは、よぼよぼな夫婦を見ると、もう我慢出来ない。
羨ましくて、仕方がない。
そんなになるまで(失礼な表現だが最高級の賛辞)
一緒に人生過ごせているのが、本当に、羨ましい。


トムより、一つ年上なアナタが、どんな風に歳を重ねてるのか、想像がつかない。
あの日のまま、時間は止まってしまってる。


でも、時間が進んでいるワタシは、一つ、幸せに思える事を見つけた。
          幸せの記憶を残してくれたアナタ。
同じ年代の二人組をみても、ワタシも同じ幸せをも持っている。と、
思うようになったら、引き攣るけど、顔を上げていられる。


悲しみに底はない。
でも、それは幸せ過ぎたから。


二人だったら、温泉行きたいよね。